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2014年9月21日 (日)

お棚訪問(8月編)1

 写真ネタがないので、8月に訪れたお棚より幾つか写真をピックアップしてご紹介~(え?記事にするネタがないのだろうって?ばれたかっ)。品種にちなんだ巷のお話や、私の知っている体験なども付け加えてみました。

20140831hokuen_no_hana
 登録外品種の「北遠ノ花」です。単頭作りでも美しい。これは確か5-6号サイズ位の鉢だったと思います。「北遠ノ花は、脇目を出さないなぁ。」という声を聞きます。私はそこまで長く培養したことがないので確認できていませんが、今まで拝見した例で考えるとそういう特性があるのかもしれません。
 山取り種のせいか、成長もよく丈夫である気がします。斑のりも良いと思っています。ただ、斑を載せすぎるとせっかくの美白に茶シミ(おそらく日焼け)のようなものが出る例を見たことがありますので、私個人的には、真っ白くなりすぎて傷む位なら、日陰において少し緑を戻そうという気持ちで現在育てています。

20140830himekinryu
 登録外品種「姫金龍」です。「紅王龍」より細いと思います。ゆらめくと言えば良いのか、緩い捩れがあると言えば良いのか、とにかく、まっすぐな龍葉ではないと思います。成長は遅く感じます(なので、これもいい年数が経っているのではないかと?)。水はあげ過ぎるよりも少なめが良いように感じています。

20140830kokusuikan
 以前、「旭翠冠」に黄色い葉が現れたと記事にしたのですが、訪れたこちらのお棚でもそのような「旭翠冠」を見せて頂きました。日を強く当てると、「旭翠冠」はこのような色を出すことがあるのだそうです(しょぼーん)。しかも強く当てて黄色くなりすぎると、茶色くなってその部分は枯れる場合もあるそうです@o@;ドキドキ。今後管理に気をつけようと思います。
 一方、これとは別に「旭翠冠」にまさに黄色い斑が出る「黄翠」なる品種があることを知りました。今回幸運にも手に入れることが出来ましたので比較してみたいです。

20140830fukuju
 「福寿」の大株です。園主ご自身が挿し芽した苗から、30年以上かけて育てた銘木です。こちらのお棚にはそのような大株が幾つかありました。挿し芽苗から30年、40年と育てることは、考えるだけでもスゴイです。ヒトの子だって20年も経てば、成人そして一社会人として親から独立していくわけですから。イワヒバにかけるたゆまぬ情熱、世話の気持ちに脱帽です。
 「福寿」は以前「栄冠」という名前であった、と先輩諸氏からうかがっています。「栄獅子」を登録されたS翁(故人)の登録品種ですね。栃木を代表する銘品と思います。出た当初に「ついに曙斑の品種で栄獅子のように垂れ下がる品種が出たと感じた。」とベテランの方(確か遠州のコボリ様?)がコメントされていたのを今でも覚えています。ナルホド!。今でこそ、垂れたり、巻いたりする曙斑類の品種は複数ありますが、歴史の新しい一ページを生み出した品種ともいえるのですネ!
 登録年度を考えると、この株は登録以前から培養されていたと思われ、また、当時の巻柏の流通事情や相場を考えると、貴重な歴史を持って今に存在しているのだろうと感じております。

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