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2015年1月12日 (月)

イワヒバの休眠期に松葉蘭を

 世の中は3連休。私は妻と一緒に富士山の近くに行ってきました。妻の発案です。ちょっと都心から離れているため気軽に足を運べないのですが、私の祖母が眠る霊園です。連休を迎えて時間が取れたので賛同しました(この時期に行くのは寒いんですけどネ)。

 冬の澄み切った青空に、富士山が泰然と横たわる姿は、遠目に見ても壮観ですね。なんとなくカメラに収めた写真でも絵になるんですよねー。
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  そういえば。お昼過ぎについたら賑やかな声が響いてきました。ちょうど成人式を終えたと思われる地元の新成人が華やかに着飾った姿で記念写真を撮っていました。冬の寂しい田園風景の中、そこだけ錦絵が貼られたように華やいでおりました(車で移動中だったので残念ながら写真は撮れず。)私は20歳の時、どんなこと考えていたっけ~??
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 圧倒的存在感。視界を塞ぐように迫ってくる感じですね。こちらではこんな間近に富士山が見える!東京の高層マンションでは窓から富士山が見える、という理由で他の部屋より家賃が上がるという話をたまに聞きますヨ、(それと「花火が見える」物件ね)。

 さて。「イワヒバの写真がないぞー」、「ブログ記事にするネタがないぞー」、「どうすべぇ?」ということで、私がイワヒバの休眠期に手を伸ばしている「松葉蘭」の写真を撮ってみました。
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 イワヒバ程深入りしておらず、休眠期に楽しんでいるといった具合です。「枯らさないように維持すること」を当面の目標にやっています。化粧鉢に植えるとそれらしく見えますが、教科書的な参考品に比べると見劣りする作です
 なんだかんだと言いつつも数年経つと「松葉蘭」達も環境に慣れるようで、最近ちょっとずつ枝の本数が増えて来たようです。ナメクジに新芽をかじりとられた経験はありますが(オノレ!)、他にこれといった虫害は体験していません。また、感染して広がるような病気もいまのところ体験していません。教科書に従った正しい方法で植え替えておけば、2~3年放置しても良さそうな印象を受けました(私はベテランではありません。にわか培養ですのでその点ご承知置きを)。放置すると結果的に、下の鉢穴から枝が伸びて来るのですけれど、根詰まりしていなければこの状態でも問題なさそうな印象です
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 イワヒバと一緒で「強日」、「中日」、「弱日」の品種があるので、イワヒバ培養しながら、同じような日照管理をするイワヒバの脇に置いています。イワヒバにベンレートやオルトランを撒くときに一緒にかけちゃっています(これが功を奏している?)。
 手に入れた1年目は外に出していたのですが、冬の寒さに弱いようで作落ちしました。最近では冬期に室内に入れるようにし、カーテン越しの日が当たるところに置いています。また、冬期はキンキンに冷たいような水はあげないようにしました。
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 去年の秋に植え替えました。土は「桐生砂」単用。大粒、中粒、小粒に分けてイワヒバと同じようにして植え替えています。元肥として鉢底近くにマグアンプを入れています。上の画像のような太軸タイプは肥料をあげた方が太るらしいので表土近くに有機肥料を入れています。また表面に2~3層くらいミズゴケを敷いている例があったので真似して置いてあります。
 植え替えで気をつける点は、「根はデリケートに扱い、成長点を傷つけない」ことにあるようです。確かにぞんざいに扱うと簡単にポキッと折れました。松葉蘭培養の参考書には、古く腐った根や目詰まりした土を取り除くには、水を張ったバケツの中で優しくゆすぐように洗うと書いてありました(言い換えると水洗いしていいということですね)。時期は春分、秋分の頃に植え替えると良い、ようです
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 上の画像と同じ株を別角度から。この株は弱日向けの品種とのことで、直射日光に殆ど当てたことがありません。日が弱すぎて徒長気味かもしれませんが、これはこれで良しとして株を大きくしているところです(冬期の窓際に置いていた時、気まぐれでカーテンをちょっと外してみたら、そのたった1日で日焼けした苦い経験があります)。
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「松葉蘭」の銘鑑は現在60種程度記載されているようです。
 全盛貴品  6品種
 全盛     6品種
 別格稀貴品 10品種
 最高稀貴品 6品種
 貴品      15品種
 逸品      17品種
   (平成26・27年選)
 上の画像の株は別格稀貴品の位置にある品種です。置き場が増えたので、昨年調子に乗って手に入れたものです。全盛貴品の「大和錦」に似た感じもするのですが、濃い緑から一挙にレモンイエローに移行するグラデーションは目に強烈で、自然界でも珍しい色合いだなぁと(斑の切れが良い、というんだそうです)。個人的には「大和錦」より美しさは上と思います。
 そうぉ?、そこまで凄いグラデーション?と思われてしまったかもしれません。この株は大事をとって、日を弱くして作ったと思われます。この春以降は中日で炙って斑をのせてみようと思います。教科書的参考品は、透き通った感じの強いレモンイエローを出して、もうちょっと詰まっている(丈が短い)ので、そこに近づけられるかどうか今年挑戦してみたいことの一つです。

 もし巻柏(イワヒバ)の中から、美しさや流通量という要素で似た品種を挙げるとすると、

「龍之王」や「麗峰」なのかなぁ・・・・(独断です)。


はい、妻には値段のことは言えません

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