6月のもう中旬
この前の週末に6月のイワヒバの写真を撮りためました。徐々にアップしていこうと思います。
寒冷紗を5月早々にかけたせいか、去年に比べるとやはり斑のりは抑えめの印象ですね。外科手術したイワヒバや強光に弱い品種には安心な光加減です。一方、今年はラニーニャ現象だとか、台風が7、8、9月にまとめてやってくるだとか、イワヒバ培養には不安な夏がやってきそうです。どうなることやら。
中央の黄色い列は「夕映」です。他に「里美」とか「明龍」が写っていますね。
えっ?中央やや左の、つんつん龍葉が出ている塊が気になる?お目が高い!
「孫六錦」や「乙姫龍」じゃないですよ。斑が出ますし!釜爺様のブログで紹介されたことのある登録外品種です。
「白牡丹」の株立ち。昨年は環境変化+寒冷紗をかけるのが遅かったこともあり、以前の環境で育った葉がボロボロ落ちました。
今年は養生すべく、植え替え、追肥と幹の補強を敢行しました。また、定期的に薬剤散布と液肥を与えています。今年は脇芽が吹いて来た気がします。ガンバレー、「白牡丹」。
こちらも、昨年は下葉が落ちたのですが、現在復活途中の「春駒」です。このような株立ちのイワヒバには根元よりも上層部に肥料が届くような工夫が必要のようです。液肥が一番楽ですね。幹に置き肥(有機肥料やマグアンプなど)を載せる話も耳にいたします。夢想にマグアンプや有機肥料を練り込んでから幹に貼り付けるのも良さそうです。
実はこの「春駒」は、茨城のS様が私の引っ越し祝い(ベランダからバルコニーへ置き場がランクアップした時)にご厚意で下さった株の一つです。このサイズを持つことはマンション暮らしでは絶対不可能だと思っていたのですが、物件を探し歩いた結果、”置ける”ようになりました。作落ちさせないよう頑張っておりまする。
ちなみにこの「春駒」は、巻柏仙人様が好まれる表現でいえば「ボン・キュッ・ボン」の超セクシーな株姿をしています。
こちらも復活途中の「玉獅子」ちゃん。このバルコニーに来てから1年が経とうとしています。去年の間は、日照時間や湿度がガラリと変わり、かなりショックを受けていたと思います(しかも、昨年は”7月”に起こすというヒドイ事したからなぁ→コチラ)。早く元気になぁれ。
小苗のエリア。右の列は私の自作苗「幸ノ華」。その次の列は「瑠璃獅子」。巻柏仙人様が作出した品種です(品種の命名は釜爺様だったはず!)。あの色にあこがれて、売られている苗を見つけた時にまとめ買いしちゃいました(私のウデだと、なかなかあの色出ないんですけどね)。次の列は、「白牡丹」。これは、前述の「白牡丹」の古木が将来もし芽つぶれを起こしたり、胴まわりがスカスカしたりしてきたら、補強用に足せるかなーと思って幾つかキープしてあります。
一番左は「黄豊冠」。ひょろっと1本葉が伸びて、その後パッと手が広がる「黄豊冠」の葉をみつけて挿し芽を試みたんです。ベテランの○○様にも多大なるお力添えを頂いて苗が出来たのですm(_ _)m。しかし、出来た苗はどうやら普通の「黄豊冠」のようで。
いや、もっと年月が経って成長したらそんな葉っぱが出て来るのかも!?、なーんて都合の良い妄想を膨らませて培養し続けています。
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